富山県のDMOの取組について
日本版DMO導入の背景
DMOとは、Destination Management/Marketing Organizationの頭文字を取ったもので、
観光地域づくりを行う法人......
「値域の中心となって、観光を盛り上げる団体」のことです。
観光を手段として地域の「稼ぐ力」を引き出すことがその目的といえます。
では、なぜ今DMOが必要とされているのでしょうか。
今はSMSからの情報も多量にあり、
旅行の需要やスタイルもだいぶ変化してきました。
日本人の国内旅行の需要は減少傾向ですが、
外国人観光客は急激に増加しています。
また観光客の旅行スタイルにも変化があります......
かつては大手旅行会社による団体旅行が中心で、
旅行会社がお客様を連れてきてくれる、
というのが地域にとっても当たり前の姿でしたが
今は自分の好きな旅行のスタイルで行動する時代になっています。
民泊なんていうのもありますね。
インターネットの普及により、お客様自身が調べて、行きたい場所へ行く。
そんな今だからこそ、
受け入れる観光地側に、地域の魅力を発信し、
一人一人のニーズに対応する力が求められています。
少子高齢化、人口減少......
地域経済の衰退に直面する中で、
観光には、外から消費を呼び込み、経済を活性化し、
雇用や町の賑わいを作り出す役割が期待されています。
観光ニーズの多様化で、
地域の様々な関係者との連携がとっても必要になってきました。
なので今、日本版DMO!!
地域を取りまとめて一つの方向に導き、
その魅力を創造・発信する舵取り役が必要なんです。
富山では『とやま観光推進機構』が、
2017年2月現在で、富山県を対象区域とする唯一のDMO組織です。
とやま観光推進機構は、2016年5月に「地域連携DMO」(複数の地方公共団体にまたがる区域を一体とした観光地域づくり組織)として日本版DMO候補法人に登録されました。マーケティング・マネジメント対象とする区域は富山県全域です。
県内宿泊者等を対象としたWEBでのアンケート調査を実施しており、
さらに、観光客の移動経路を取得することを目的としたGPSアプリを開発中だそうです。
とやま観光推進機構では、マーケティング活動の他にも、
大手宿泊予約サイトと連携した、「冬の食」特別プランの販売や、
宿泊に使用できる割引クーポンの配布を行うキャンペーンなどのプロモーション活動なども並行して実施しているそうです。
コワーキングスペースmachi-coでは
先進事例の紹介と取り組みについて
(公財)とやま観光推進機構事務局長水落氏、扇谷氏
外国人向け地域情報のあり方を
インバウンド向ウェブメデイアのトップランナーMATCHAから営業
戦略マネージャーKWAN(カオ)氏
を迎えて
9月14日(木) 15:00~17:00
『魚津版DMOについて考える』
をいたします。
日本版DMOとは?
地域の観光関連事業者が取り組むべきことは?
幅広くディスカッションしながら今後のあり方と
そこから生まれるビジネスチャンスについて考えてみたいと思います。
今回は登録者のみの参加となっていますが
イベント開催後にはまた、ホームページやフェイスブックなどで
ご報告いたします(^-^)
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