魚津で生物多様性を五感で感じられる場所
みどりの風が吹く「小菅沼・ヤギの杜」は、富山県魚津市にあります。
人とヤギと自然の循環・・・
小菅沼の大地は、〈富山湾〉〈魚津の市街地〉〈棚田〉が
パノラマ空間を形成しています。
農作物の猿、熊、猪などによる被害を防いだり、
耕作放棄地の解消のため、
地域の活性化や歴史遺産の保護を目指し、
平成20年に集落の住人や有志メンバーと3頭のヤギで
小菅沼・ヤギの杜を発足されたそうです。
急峻な地形に適するヤギを使っての除草を開始し、
隣接した森林や竹林、工作放棄地や遊休地を整備することにより、
猿、熊、猪などの野生動物の出現を減少させました。
またセラピー効果を発するヤギがいることにより
人と人の交流が盛んになり、活気ある集落へ変化してきました。
ま見晴らしのよい自然の風景と、松倉城を見ようと観光客も増えたことから、
人の往来や新しい農産物の生産販売へとつながってきています。
地区外の住民や子供達に、自然環境保全の大切を学べる場を提供したり、
安心安全な食体験会を催し、里山にあるスローライフ・スローフードを提供しています。
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