京都市久多にある農家民宿おくで
北陸新幹線開業から、まもなく丸3年になります。
北陸新幹線開業2年目の2016年にいったん落ち込んだ
富山県内の宿泊者数が、
2017年は前年比6.5%増の362万8千人と盛り返したことが
観光庁のまとめで分かりました。
好調の要因は外国人宿泊者です。
新幹線開業以降、個人で行動する外国人が目立つようになったそうです。
県外の方や外国の方に富山県の魅力をもっと知っていただいて
たくさんの方にお越しいただきたいですね。
2018年2月17日に放送された「人生の楽園」で紹介された
京都市で農家民宿を営むご夫婦...
農家民宿を営む奥出一順さん(52歳)と妻の留美さん(52歳)
民宿の名前は「農家民宿・おくで」
京都市の最北端に位置する左京区久多とは言え、集落と呼ばれる地域。
そこに惹かれたくさんの方が訪れる。
いったいどんな魅力があるのでしょう?
出典:www.tv-asahi.co.jp/
一順さんは海外で働きたいとアメリカ・イギリスなどで
鮮魚の運搬や販売の仕事をされていましたが京都に戻り、
京都でも鮮魚に関わる仕事をして、早朝から深夜まで働いたそうです。
家族との時間を犠牲にしてまで働くことに疑問を感じていた一順さん...。
知り合いに誘われて久多に行った時に
久多の風景に魅力されます。
そして休日には久多で畑を借りて農業を始めたその2年後に移住し、
2015年5月に京都市で第一号となる
「農家民宿・おくで」を開業しました。
出典:www.tv-asahi.co.jp/
築250年以上と言われる古民家
出典:www.tv-asahi.co.jp/
「自分達が大好きになった
久多の暮らしを、
沢山の人に体験して欲しい」
月に1度「農家民宿おくで」で開催している田舎暮らし講座。
季節ごとの田舎暮らし体験が出来ます。
スノーシューを履いての雪遊びや雪灯篭作り。
たっぷり雪遊びした後は、皆で作った鶏のすき焼きをいただいたり。
初めて参加した方も、直ぐに打ち解け和やかな雰囲気になるのは
山の幸を使った食事を奥出さん夫婦と一緒に
みんなで作ったりするからもあると思います(^-^)
海外からのお客様も増えています。
景色がいい
日本の文化を五感から体験できる...
そして
自然の恵みを味う
人と人とが触れ合い
暖かさを思い出す。
私たちにとっての何気ない暮らしの一つ一つが
都会の方や、外国の方にとっては新鮮でかけがえのないものなのかもしれません。
出典:www.tv-asahi.co.jp/
「居心地がいい」「奥出さんのおもてなし力がすごい」
「農家民宿・おくで」では、久多の魅力を
知ってもらうための「田舎塾」を
定期的に開催。
大人向けは月に1回・子供向けは年に4回
農作業や薪割り保存食作り
餅つき・そば打ちなど
季節によって、出来ることは変わりますが
四季が存分に感じられるのはとても魅力的ですね。
立ち寄れる場所
受け入れる場所
集まれる場所
ただ場があればいいわけじゃなく
そこで待っててくれる人がどんな方か
どんな思いで、その場を作り広がっているのか...
もう新しい時代が始まっています。
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